生長の家栄える会 例会のお知らせ
平成11年7月31日
豊楽支部 支部長 安達 隆一
合掌有難うございます。
梅雨明けも間近な今日この頃です。
今月の豊楽支部例会のお知らせをいたします。
今月は、弁護士で、同志社大学講師でもあり、大阪教化部の
顧問弁護士もしておられる、芳邨 一弘(ヨシムラ カズヒロ)
先生に来ていただき、お話をしていただきます。
今回は、芳邨先生より事前に資料をいただきましたので、FAXの方には資料を添付します。
とても参考になるお話をされますので、ご期待ください。皆様のご参加お待ちしております。
また、参加して下さった方にだけ、世の中の動きを理解するのに大変役立つ、情報誌を配布しております。支部役員の斎藤さんが担当して下さっています。
再拝
※芳邨先生は、翌日宇治での練成会において、講話をされます。
記
栄える会豊楽支部7月度例会
日時 平成11年7月17日(土曜日)午後6時半より8時半まで
場所 ホテル アイボリー (阪急宝塚線 豊中駅歩いて2分)
2階会議室(ホテルフロントに案内があります)
豊中市本町3−1−16
電話 06−6849−1111
内 容 講演 『維摩の心』
講師 ―生長の家大阪教化部顧問弁護士―(同志社大学講師)
芳邨法律事務所
芳邨 一弘 先生
会 費 2000円 (8時より会食します)
準備の都合上出欠のご連絡をお早い目におねがい申し上げます。
お問い合わせ 豊楽支部事務長 武市 進
電話 06−6843−7179(自宅)
FAX 06−6843−7184
7月17日(土) 栄える会豊楽支部 例会に
(出席・欠席)します
お名前
維摩の心(谷口雅春書「維摩経解釈」参照)
芳邨 一弘 先生
於・豊楽(7月17日分) 弁護士・同志社大学講師(憲法)
一 初めに
まさに「煩悩」の渦中を生きる者に、「明るい活気のある話」が出来るか?
1 煩悩の世界(法律家は、毎日何をしているか)
「煩悩の渦中を事件処理に生きている」「現実の人間」の問題に直面する
2 弁護士としてのさまざまな事件の処理
3 事件処理の渦中で(法律上の紛争と「実相の世界」のギャップ)
・「維摩経」との出会い
(「煩悩を断ぜずして涅槃」に入る、「衆生の類い、これ菩薩の佛土なり」「非道の中に
仏道あり」)
・煩悩なくして文化は発達しなかった筈、これを病気の問題で考えると「大病の者に大
悟あり」(病人は生死に直面するからこそ、深く人生やいのちの意味を知る)
・「維摩」とは(維摩経解釈・第二章「方便品」参照)
4 生命の実相
・或る少年事件で、証人として審判延に出る
・そうだ、今私が生かされているのは…
・一七歳でバケツ半分血を吐き死線をさ迷う
・父を通して「生命の実相」を学ぶ、それから三五年余り生かされて来た
「今は昔の宇冶練成道場の思い出」
・退院の時に(今後は「薄いガラスのコッブ」を抱くように生きろと医者は云った)
ああ、ガラスのコッブ!
・体験として「神想観」の最中に
二 実相の世界と維摩の教え
1 生命の本源(生命の誕生・谷口雅春著「生命の謎」参照)
→弱肉強食の世界にあって、わたしとは誰か
2 人間の誕生(人間は星から誕生した・カール、セーガン著「コスモス」)
島宇宙を後楽園球場に譬え、二○○メートル四方に縮小
太陽を1センチの球体とすれぱ、地球はケシ粒以下の大きさ
3 人類の創造的指導者たち(岩波新書・世界史概観・H,G、ウェルズ著)
実際の歴史的役目は「個人の自由と意識と力」の自覚を促した
4 維摩が教えるもの(日月豈不浄ならんや・法身を求めよ)
「高原の陸地に蓮華生ぜず、卑湿の淤泥にこそ、この華は生ず」
5 遥かに谷口雅春先生を想う(生命の実相第19・20巻参照)
「生命の実相」の現代的意義、(「生命の暗号」村上和雄著参照)